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経営・管理ビザの事業所要件と賃貸形態の注意点(2025年更新)

  • 千代田国際行政書士事務所
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分
独立した個室オフィスのワークスペース例(来客対応・郵便受取が可能な業務環境)

「実体のある独立した事業所」を示せない賃貸形態はリスクが高いです。審査は看板や契約名義だけでなく、独立性・使用実態・継続性を総合的に見ます。本記事では、よく使われる三つの賃貸形態(バーチャル、シェア、SOHO/自宅)を比較し、許可の観点からどこがNGになりやすいか、補強策は何かを整理します。


1|経営・管理ビザの事業所要件の基本:3つのチェック軸

  • 独立性:第三者の出入りを制限でき、あなたの事業の占有スペースがあるか。

  • 使用実態:机・PC・備品、郵便物の受取、来客対応などの業務が実際に行えるか。

  • 継続性:契約期間・更新可能性、賃料支払の現実性(資金計画と整合)。


2|賃貸形態ごとのリスクとポイント

(1) バーチャルオフィス

  • リスク:独立性・使用実態を示しにくい。住所貸しのみ、郵便転送のみは弱い。

  • 補強余地:原則非推奨。どうしても使う場合は、実体のある作業拠点(倉庫・工房・別室)を別途確保し、そちらを主たる事業所として示す。


(2) シェアオフィス/コワーキング

  • リスク:フリー席は独占性が低い。来客・在庫管理・秘匿性が取りにくい。

  • 許可に寄せるコツ

    • 固定席や専用ブースを契約(鍵・施錠可だと◎)

    • 使用規約で事業利用・商用登記可が明記されていること

    • 実使用の証跡(郵便受取記録、備品写真、来客スペース)を揃える


(3) SOHO/自宅兼事務所

  • リスク:居住用契約のままだと商用利用がNGなことが多い。

  • 対策

    • 事業利用可が契約・管理規約に明記

    • 事務スペースの区画(間取り・写真)、来客導線、ポスト表記

    • 近隣への影響(騒音・荷受け量)が小さい業態向け


(4) 専用オフィス(推奨)

  • ポイント:独立性・使用実態を示しやすい。賃料と資金計画(役員報酬・社保・初期費用)との整合性を資料で出す。


3|審査でよく見られる資料

  • 賃貸借契約書(用途、解約条項、利用規約)

  • 室内写真(入口・ポスト・机・備品・ネット環境)

  • 事業の実行性:資金計画、仕入・受注の見込み、通信・配送体制

  • 郵便物の受取体制、来客スペースの有無


4|NG例と補強策

  • NG:住所のみ借用/郵便転送のみ/フリー席のみ/居住契約のまま商用利用

  • 補強:契約種別の見直し、専用区画の確保、実使用写真、来客体制の整備、規約写し添付


FAQ

  • Q. バーチャルオフィスだけで申請できますか?A. 原則おすすめしません。実体のある作業拠点を主たる事業所として示すのが安全です。


  • Q. シェアオフィスでも許可は出ますか?A. 固定席/専用ブースや事業利用可の規約、実使用の証跡を示せば可能性はあります。


  • Q. 自宅兼事務所は?A. 契約・管理規約で事業利用可が明示され、事務区画や来客体制が示せることが鍵です。


賃貸形態は契約文言の一行で許可リスクが跳ね上がります。申請前に「契約・規約の事前チェック+写真リスト」をセットで確認します。必要なら**事務所の選定相談(有料)**も対応します。


申請前に確認:



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